ポトリ君
久しぶりです。
本当に。
さて、やっと書き込む材料が出て参りました。
それは、ぴぱの敷地の中央部に緑色の物体が設置されたのです。
とは言っても、約3カ月が過ぎようとしていますが。
外見は、てっぺんに、感知式の照明を4ヶ付けた、ロボット風の頭に、胴体は金属で覆われた小屋ですかね。
扉が3方向についてますが、開くのは、南側のみ。
さて、設置当初、通行人から、「あれ、何?」と疑問の声がしばしば上がった物体です。
そう、それは、糞処理機。
扉を開けると、中にバイオチップ(土のようなもの)を抱えた袋が開きます。
覗くといろんな物が入っています。
まず、スポンジでできたバスケットボールが4ケ。同じく、サッカーボールが3ケぐらい。その他、台所用スポンジがあちこちに。そして、土のような物かがどっさり。
この糞処理機、実をいいますと、動くようになるのに半年程かかった、曲者。
修理に相当時間を割きました。
購入して、稼動させようとすると、ウィーンと言ったまま、動かなくなりました。中古ですからね。仕方なく、あちこち掃除、整備し、辿り着いたのは、基盤。
基盤とは、この糞処理機を稼動させる頭脳部分。
ここに行き着くまでは、正直大変で、製造元に連絡し、携帯で指示をいただきながらの、問題解決法。
しかし、分からない状態が続きました。
基盤を外して、ルーペで回路を眺め回し、テスターで、端から検査。
すると、整流ダイオードの幾つかが、はじけていました。
これだ。
これを変えれば。
と思ったが、製品名やらが分からない。
そこで、ネットで似たダイオードを見つけると、端から注文。
届いたダイオードに、足を付け、基盤につなげ、稼動させてみるといった、難作業が一二週間続き。
結果、無理だと判断し、製造元に新しい基盤を発注。
早く注文すればいいものを。
で、届いた物を取り付けると、他の部分がくたばっていたら、動かないのではないかという不安をよそに、呆気なく稼動。
やった。
後は、設置するための脚部の固定のための溶接や、頭部に着けるセンサー照明を納める母体の製作と、トントンと進み、修理をはじめて、半年、ついに、ぴぱの中央部に設置された。
これで、ペットの散歩帰りにポトリを家の中に持ち込まなくてよいという、ぴぱ本来の目標に到達かと思ったが……。
実際に使い始めたら、問題続出ではいかんと、まず実験。
処理能力はどの程度なのか、稼動速度はどのくらいか。ちゃんと自動で動くのか等々。
スーパーで、ペットの糞を模した、バナナやらパンやらを購入して、駆動速度を調節して、その分解速度を実験。
は、は、速い。
2日後には、消えているではないです。
しかし、同時にベースのチッブが、とんでもなく乾いてしまったのだ。
これでは、分解菌が死んでしまう。
さらに、なまものの分解は速いが、紙の分解は遅い。
ペットの糞を、ティッシュ等に包んで捨てる事を考えると、どうなのかと、さらに実験。
最終的に、湿度の安定や、紙の分解速度などを考慮して、稼動速度や、諸々の設定を行い。最後に、安定的な湿度保全のために、スポンジボールを投入とあいなった。
このスポンジボールは、水分を含ませて、湿度安定をさせていると考えているが、実際、どの程度湿度に貢献しているか疑問。
まだまだ疑問もあるが、実験ばかりしていてもと、ついに公開稼動をはじめた。
実際にぴぱの人々が糞を投入し始めて、様子を見ると、さして紙も見えず、匂いもせず。
あまり使用気配がないので、ぴぱスタッフBが、
「この装置、使われてるの?」
という疑問を口にしましたが、スタッフAは、強気で言います。
「ガンガン使われてるさ」と。
大型犬や、中型犬は、散歩中にポトリをやりますので、糞処理機は便利だろうと思っています。
小型犬は、家の中で糞をする傾向があるので、そんなに糞処理機の出番はないのかなーと思ったりしています。
ただ、この糞処理機は、ぴぱでペットを飼っている人々に、あらぬ疑いをかけられるのを防ぐ要でもあるし、ペットと共に暮らす家ぴぱの、大事な一員であると考えている。
この糞処理機、ポトリ君があるおかげで、ぴぱのひと達が、他の公共の場所にペットの糞を置き去りにして、迷惑をかける事はないですよーと、近隣の人々に言っているという働きもあり,、実際に散歩帰りにこの装置に投入で、家の中まで持ち込まずにすんで、良く使っているとの声も聞きました。
良かった。
なにはともあれ、やっと、このポトリ君の登場で、ぴぱの機能が揃ったという感じですかね。
ぴぱに住んで、このポトリ君を使ってください。
待ってます。
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